療育について

療育の仕方
FLAG KIDS(フラッグキッズ)では、
4~5人のお子様に対して4~5人のスタッフが、
ほぼマンツーマン体制で支援を行っています。
年齢や性格、成長度合いに応じて
4~5人の小集団を編成し、
小集団内でのコミュニケーションの支援や
個別の療育支援を行っています。
療育理念
特有のこだわりや特性を持つお子様にとって、
言葉で状況や気持ちを的確に伝えることは
容易ではありません。
そのため、周囲が理解に苦しむこともあります。
こうした状況において、
保護者は一番の理解者でありながら、
どう対応すれば良いか迷うこともあります。
私たちは、
こうした課題に立ち向かう保護者と協力し、
解決策やアドバイスを提供することで
幅広く支援できると考えています。
本人支援の
5領域
- 1.心身の健康や生活に関する領域「健康・生活」
- 2.運動や感覚に関する領域「運動・感覚」
- 3.認知と行動に関する領域「認知・行動」
- 4.言語・コミュニケーションの
獲得に関する領域「言語・コミュニケーション」 - 5.人との関わりに関する領域「人間関係・社会性」
「本人支援」の大きな目標は、
障がいのある子どもが、
将来、日常生活や社会生活を円滑に
営めるようにするものです。
個別支援
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TEACCH
TEACCHは、視覚的に構造化されたプログラムです。このプログラムは、子供たちが自ら考え、安心して行動するために、「どう動いたらいいのか」「何をしたらいいのか」といった疑問に対する見通しを提供します。写真、絵、文字などを活用し、「環境」や「活動」を視覚的に整理し、子供たちがより理解しやすくなるよう工夫されています。
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PECS
PECS(Picture Exchange Communication System)は、言語が十分に表現できない人々のためのコミュニケーションツールです。言葉で感情や意思を伝えるのが難しい人々が、絵カードなどを用いて自分の気持ちを伝える手段として活用されています。特に未就学児の自閉症児の言語習得に広く利用されています。
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ABA(応用行動分析)
ABA(応用行動分析)は、子供の行動に焦点を当てるだけでなく、その行動が起こる原因と結果にも注目するアプローチです。この考え方は、子供に対する深い理解を追求します。行動の背後にある理由を探求することで、「してほしくない行動」を減少させていく手法となっています。
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SST
SST(Social Skills Training)は、子供たちが社会の中で他の人と効果的に関わりながら生活するために不可欠なスキルを磨く訓練を指します。この訓練により、自分の気持ちを適切に伝えたり、友達と楽しく過ごすためのスキルが向上するようになります。
1日の流れ
FLAG KIDS(フラッグキッズ)の1日の流れは、
長期休み、学校、幼稚園、保育園など児童により
時間帯等は変わりますが、一般的な流れをお伝えします。
個別に合わせた支援を元に個別指導し、
集団の中ではコミュニケーションを促すような支援をして、
ある程度時間を区切って充実した活動をしています。
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児童発達支援
未就学児のお子様には、就学に必要なスキル、自立支援を含めて保護者様としっかりと同じ方向を目指せるように話し合って支援計画をすすめていきます。
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放課後デイサービス
就学児のお子様には、生活スキル、学習支援、楽しく人と過ごすというような、好奇心や挑戦する気持ち、楽しみなどを大人になる事に必要な意識を一緒に育んでいく為の支援計画をすすめていきます。

保護者の方と一緒にできること
お子様への対応方法や家庭での過ごし方についてお伺いし、家庭で実践可能なアプローチを提案します。
保護者の方と協力して、試行錯誤しながらサポートの幅を広げていきたいと考えています。
保護者の方は、お子様に対する対応や日常の課題に不安やしんどさを感じることがあるでしょう。
しかし、一緒に過ごす時間が長いお子様にとって、保護者の精神状態は重要な影響を与えます。
そのため、保護者のケアが非常に重要だと考えています。
こうした中で、保護者の方の不安や疑問に対して、都度話し合いながら解決策を見つけていければと思います。
お互いに理解し合い、協力しながら、より良いサポート体制を築いていくことが目標です。

保護者の会の案内
保護者の方には楽しい時間を過ごしていただきたいと考えています。勉強会や情報交換だけではなく、お茶会や手作り教室など、様々なイベントをしています。是非、ご参加いただければ幸いです。